広報部長φ(ふぁい)

広報部長φ(ふぁい)

2012年、福島県浪江町生まれ。ヘッドハンティングされ、2013年5月より、「美しい空と海と大地を楽しむ」暮らしを考える出版社、ガイア・オペレーションズに入社。現在、広報部長を務めながら、人間の暮らしを勉強中。 http://phi-cat.tumblr.com/

2月 132014
 
 2014年2月13日  Posted by

OLYMPUS DIGITAL CAMERA翻訳家・越前敏弥さんにいただいた、名古屋のお土産3点セット。なかでも一押しなのが、


なごや嬢。
さくさくのクッキーに最高級のクーベルチュール・ホワイトチョコレートがサンドされています。

クーベルチュール(couverture)は、フランス語で「カバー(覆い)」という意味。成分において「総カカオ固形分35%以上、カカオバター31%以上、無脂カカオ固形分2.5%以上、カカオバター以外の代用油脂は使用不可」

名古屋嬢といえば、太巻き髪にばっちりメイク、高級ブランドバッグに大ぶりなアクセサリーをつけた女子力の高いお嬢様、というイメージ。

いま流行のダジャレお菓子かとおもいきや、なるほど洒落たネーミング。しかも、おいしい。ご当地お菓子としては同様に、ホワイトチョコを使っている白い恋人より、甘さは控え目なので、紅茶や緑茶が合うかもしれない。

ぜひとも、【全国】お土産に嬉しいご当地お菓子ずらり大量まとめ!全部食べたい!にも追加してほしいものです。

 

2月 112014
 
 2014年2月11日  Posted by

先日打ち上げで伺った阿津満鮨。弊社代表の和田文夫が若かかりし頃、新宿の富久町に住んでいたころからのご縁です。先代はとにかく文学に造詣が深い職人さんで、句集を出版したほどの腕前だったそうです。ここで鮨をつまみながら、日本酒をちびちびとやり、本の話をするのが、和田のなによりの楽しみだったそうです。

現在は、息子のかずゆきさんが後を継いでいます。数ヶ月前、体調を崩されたと聞いて、みな心配していたのですが、すっかり元気になったようで、安心しました。かずゆきさんが握ってくれる季節の鮨は、相変わらずの絶品。堪能しました。

気付けば日本酒は二升越え。呆れ顔になりながらも、足しげくとっくりを運んでくれた女将、ありがとうございました。

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2月 082014
 
 2014年2月8日  Posted by

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(右から)大日本印刷の尼ヶ崎和彦さん、翻訳家の越前敏弥さん、装幀家の大森裕二さん。


一冊の本が刷りあがり、書店に流通し、ようやくほっと一息・・・・・・とはならない。まだまだ、〈本づくり〉は終わっていないのだ。『たのしい編集』には、こう書いている。


だから、ぜひ打ち上げをしてください。愚痴や批判や言い訳ではなく、胸襟をひらいた、ざっかけない、ウィットに富んだ、たのしい〈打ち上げ〉を。(本文217ページより)

ということで、『たのしい編集』の仕上げとして、おなじみの新宿・阿津満で慰労会。ここは、越前敏弥さんのインタビュー「やさしく怒り、励ます人」に登場する「昔おせわになった寿司職人のおじいさん」が開いた寿司屋で、大日本印刷の尼ヶ崎和彦さんのインタビューもした思い出深い場所でもある。だから、打ち上げるなら、阿津満しかありえない。

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おつかれさまでした♪


著者・和田文夫「この本の目玉って、やっぱり三人のインタビューなんですよ。ほかはもう読み飛ばしてもらってもかまわない。僕自身、35年も編集者やってましたけど、三人から学ぶところが本当に多く、おおいに反省しました」

インタビューをしたのは、一年以上も前のことなのですが、ページを捲ると、あのときのことがまぶたの裏に浮かびます。みなさん、本が大好きだから、議論は白熱するし、話はどこまでも膨らんでいく。テープを起こしてみると、それだけで一冊の本ができるくらいの原稿になって、ありがたいやら、途方に暮れるやら。ページ数の関係で、泣く泣く文章を削ったのも、いまでは「たのしい」思い出です。



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世界で一冊の、サイン本。


翻訳家の越前敏弥さんには編集者の理想像を教えていただき、長年、お世話になっている装幀家の大森裕二さんには本づくりの情熱を思い出させていただき、いつも親身になって印刷や製本の相談にのってくださる尼ヶ崎和彦さんにはモノづくりの神髄をご教示いただきました。(墓碑銘の文句—あとがきにかえて)

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テレビ東京で絶讃放送中の、「三匹のおっさん」を思い出す。


放送コード!? ギリギリのインタビューは、出版業界の人にとっては斬新、本好きな読者にとっては新鮮な内容になっていると思います。ひとりでも多くの方にご覧いただけたら、嬉しいです。


  • 越前敏弥氏にきく、編集者像(1章)
    やさしく怒り、励ます人
  • 尼ヶ崎和彦氏にきく、印刷の〈いろは〉(2章)
    熱いぞ、これは
  • 大森裕二氏にきく、編集者像(4章)
    やりたいから、やる

OLYMPUS DIGITAL CAMERA「さよならは〈打ち上げ〉のあとで」と書きましたが、これでさよならは寂しいので、これからも末永く、ご指導ご鞭撻のほどお願いします。あらためて、越前敏弥さん、大森裕二さん、尼ヶ崎和彦さんに、心よりお礼申し上げます。


2月 062014
 
 2014年2月6日  Posted by

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先日、猫の手も借りてPOPを4種類つくったわけですが、その後、書店員さんにアドバイスもいただき、このようになりました。

つづら折りの厚紙を背面に貼り付けることで、φ広報部長の顔が浮き出ます。エアコンの風があたると、ゆらゆらと揺れて、微妙に主張してきます。

背面はセロハンテープで補強していますが、ピンセットできっちり抑え込むことで、強度をつけました。このピンセットは写植時代に社長が使っていた、年代物です。まさか、POP作成でまた日の目をみることになるとは……。

書店で見かけるのが楽しみです。

1月 222014
 
 2014年1月22日  Posted by

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「ちょこっと内容を読んでみたいんだけど〜」
「本屋で見つからない!!」
「わたしにでも読める内容!?」

などなど、コメントをいただきましたので、『たのしい編集』冒頭の約30ページを公開しちゃいます。
〈こちら〉をクリックすると、別ウィンドウで大きく表示されます。


お時間あれば、ぜひ読んでみてください。

それにしても…wordpressで立ち読みに適したプラグイン、なにかいいものないですかねぇ。誰か、教えてくださいませ。近日ちゅうには、Amazonの「なか見!検索」もアップされる予定です。

 

1月 202014
 
 2014年1月20日  Posted by

POP1

『たのしい編集』が全国の書店に届いているようです。Facebookやツイッターなどで目にするたびに、ついニヤ〜けてしまうのですが、すでに「誤植発見!」の連絡もいただいたりして、戦々兢々としております。

校正や誤植については、本書のなかでいろいろと語っちゃているので、十分に気をつけたつもりなのですが…やっぱり、ありましたかorz。しれっと二刷りで修正できたらいいな。きっとその日は近いことでしょう(希望的観測です)。

さて、広報部長の手も借りて、POPをつくることにしました。書店をのぞくと、ほんと、みなさんいいセンスしてるんですよね。手書きのPOPなんて、もう職人技ですよ。ああいうのがつくれるようになりたいものですが、今日、明日でそのセンスを磨くのは無謀なので、ひとまずイラレでつくることにしました。4パターンつくってみましたが、いかがでしょう!? 赤色はC16 M100 Y91 K0で、書籍と同じ色を使っています。

POP2

新人編集者を意識してます。



POP3

本好きマニアならこれかしら。



POP4

動物入店禁止ならこちらでしょう。


それにしても…部長、正月太りでしょうか!?


1月 072014
 
 2014年1月7日  Posted by

あけまして
おめでとう
ございます
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広報部長のふぁいです。今年もよろしくお願いします



すっかりご無沙汰の投稿となってしまいました。2014年は、もうすこし頻繁に更新しなければ、と決意を新たにしました!

さて、さっそくのお知らせになりますが、新刊『たのしい編集』を発行します。Amazonではすでに予約販売が始まっておりますが、全国書店には1月11日ごろに並ぶ予定です。ぜひお手にとっていただければ、幸いです。
35年にわたって〈本づくり〉にたずさわってきた著者が、〈本づくり〉の伝統的な編集技術を、わかりやすく解説しました。編集にはじまり、DTP、校正、装幀など、現場で使える具体的な技術を紹介しています。活版から電算写植、DTP、そして電子書籍への取り組みが進んでいるが、このさき、本づくりの現場はどうなってゆくのか。「未来」の章では、これからの本づくりに際して、どういう考え方、姿勢が必要かを、エッセイ風にまとめています。編集者だけでなく、作家や翻訳家、ライターを目指す人、文字表現、文書作成などにたずさわるすべての人に、オススメの指南書となっております。目次などの詳細は、こちらをご覧ください。

そういえば、弊社は、広報部長をのぞいて全員が午年なのです。初詣に行って気づいたのですが、数えで37歳の午年女性は厄年らしく、つい4年ほど前に厄払いしたはずではと、目を疑ってしまいました。でもまぁ、午年はもともと強運らしいので、あまり気にする必要もないのかもしれません。たのしく、健やかに2014年が迎えられたことに感謝です。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いします。

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気乗りしない仕事はじめ。